地域冷暖房とは

環境にやさしく、街づくりに貢献。
効率の良いエネルギー供給システムです。

地域冷暖房システムとは、エリア全体(一定の地域の複数建物)の冷暖房・給湯等に利用する冷水・蒸気を地区プラント(一ヵ所または数カ所)で集中的に製造。そして、供給導管を通じて24時間365日供給するシステムのことをいいます。このシステムでは、熱源設備の集中化が運転効率の向上をもたらし、省エネルギー効果をはじめ、大気汚染防止、地球温暖化防止等、環境保全にも大きな役割を果たしています。また、効率的で理想的な街づくりを支えているだけでなく、近年では熱源設備の集中管理により、都市災害防止にも有効なエネルギーシステムとしても期待され、都市開発においても重要な役割を果たしています。

公共性

未来に向けた、エネルギーの共有化に貢献します。

地域熱供給事業は、電気・ガス事業と同様に「公益事業」として位置づけられています。1972年に「熱供給事業法」が制定され、事業の開始や料金の設定・変更等は経済産業大臣の許可または認可事項となりました。※
日本で初めて地域冷暖房が開始されたのは、1970年(大阪・千里中央地区)のことですが、現在では全国に約140地区展開されています。さらに、エネルギーの面的利用を図る同システムに、地球温暖化対策の切り札として、大きな期待が寄せられています。
その理由は、過不足なく熱供給が行えるように集中管理された「中央監視室」にあります。一次エネルギー消費量を大幅に削減できるだけでなく、熱源に必要な電気・ガス・水の使用量と直接結びつくため、コスト削減と省エネルギー性にすぐれ、さらに環境保全や利便性、安全性の向上などさまざまなメリットが注目されています。
※平成28年4月1日 改正熱供給事業法施行(許可制から登録制へ)

地域熱供給(地域冷暖房)の省エネルギー効果(一次エネルギー消費量換算)